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弁財天の妙昌寺

小江戸七福神めぐりの最後である7番目のお寺となるのは、妙昌寺で、ここには弁財天が祀られています。

妙昌寺は、日蓮宗のお寺で、法眞院日意上人によって室町時代に開山されているお寺であり、現在まで600年以上もの歴史を持つ古いお寺ということになります。

妙昌寺は日蓮宗大本山池上本門寺の末寺として創建され、法眞山という名称を持っているお寺です。

妙昌寺が創建された当初は、川越城の近くに建てられていたそうで、当時の地頭が小石の1つ1つに経文を書いたものを積み重ねて塚を築いたという言い伝えが残っていて、川越城の代々の城主からの信仰も厚いものであったといわれています。

川越城が改修される機会に、この妙昌寺は移転することになり、創建された当時と現在とではお寺の位置は変わっています。

600年以上もの歴史を持っている妙昌寺は、とても古いお寺ですが、古ぼけたお寺なのかというとそういうわけではなく、現在の本堂や客殿は平成に入ってから、信者によって新しく造られたものですので、お寺の外観はそのような歴史を思わせない、とてもきれいなものとなっています。

妙昌寺に祀られている七福神は、七福神唯一の女神である弁財天で、弁天様と呼ばれて多くの人から親しまれています。

七福神の神様の中では、大黒様や恵比寿天、布袋尊などと同じく、とても人気が高い神様であり、唯一の女性ということで、羽衣をまとった姿が印象的でもあるのが弁財天様です。

弁財天様は、芸術の神様とされていて、弁舌、財福、延寿のご利益もあるといわれています。

弁財天様は福を招く神様であることはもちろん、開運の神様でもあるということが広く知られていて、芸術家だけではなく、商人を始めとして、多くの庶民の信仰を集めています。

川越の七福神は、同じ七種類である秋の七草めぐりの割り当てがされていますが、この妙昌寺の花は、弁財天様の女性らしいイメージと同様、思いやりや思いつきという花言葉を持つ、藤袴の花となっています。

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