大正ロマン通り

小江戸川越といえば、蔵造りの町並みが大きな特徴ですが、江戸時代や明治時代を思わせる町並みだけではありません。
少しだけ時代を遡った大正時代の雰囲気を持った大正ロマン通りも、川越では人気の町並みとなっています。
大正ロマン通りの特徴は、きれいな造りや色合いの建物が多いというところです。
蔵造りの黒と反対の、白く光った石造りの建物はまぶしいくらいにキラキラとしています。
エメラルドグリーンの屋根やセンスの良い窓のデザインなどを持った建物なども目をひきます。
大正ロマン通りは、銀座通りと呼ばれたこともあり、大正時代から昭和初期のハイカラと呼ばれた雰囲気を再現して整備されました。
川越の各地の名所やクレアモール商店街などと比べると、人通りの面ではあまり多いとはいえないかもしれませんが、落ち着いた雰囲気を持っている場所です。
大正ロマン通りは、一番街商店街に隣接していて、以前はアーケードがある商店街でしたが、2000年に入ってから、地元でここを大正時代の雰囲気を持った商店街にしようということで計画が練られ、思い切ってアーケードを取り外し、現在のような大正ロマン通りとなって、これが大成功となったのです。
大正ロマン通りには、食べ歩きが楽しみな和菓子屋や鰻屋などが並び、さらに川越の土産物屋、他にも銀行や商工会議所、教会などが存在感たっぷりにそびえているので、見所は充分にあるといえます。
特に大正ロマン通りの中では洋風のモダンな建築物である銀行は有名で、さまざまな情報誌やインターネットのサイトなどで紹介されています。
ドーム型になった塔屋の外観がかなり個性的で、壁の白と屋根のエメラルドグリーンの色合いがかなり目を引くものとなっています。
また商工会議所は、古代のギリシャ風の建物となっていて、大きくはありませんが、やはり特徴がある建物です。
銀行も商工会議所のどちらも、国の登録有形文化財にも指定されていて、いずれも鉄筋で頑丈な造りをしています。